音楽療法ブログ musicblog

お久しぶりでございます。

ブログを書かないまま、1か月が過ぎてしまったぁぁぁーーーΣ( ̄□ ̄|||)

 

 

なんてこった!

 

 

3月末のブログに、「4月からも変わらず音楽活動ありますからねー」って書いたのに、あまりに更新してないもんだから、

 

え、もしかして最終回やった?

音楽活動終わったんちゃうん?

 

と思われた方もいたとか。いなかったとか。

 

 

 

平均月3回更新のいいペースを、一年近く続けてきたというのに・・・悔しいぜ。

 

なんだかバタバタと過ぎてしまった4月。
なにがどう忙しかったのかもよく分からないんですけど、
忙しかった気が・・・する。

 

なにはともあれ!
今日から!
また!
気合い入れ直して!
ブログ更新していくので!

見放さずに読んでください♪ よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

ブログの更新はとまっていましたが、音楽活動は、もちろんとまることなく走り続けてますよ~。

 

 

ほら!!!

 

 

ね?

 

 

 

 

今年度も、感染対策は継続しながら、笑顔はじける楽しさ満載の時間をみなさんと共有していきたいと思います!

思い出のアルバム

今年度も終わっちゃうので、令和3年度の活動を振り返ろうの巻~!

 

これまでのブログでご紹介しきれていないことも、
掲載出来ていない写真も、
たっっっくさんあるんです!

 

 

どうしてもご紹介したい気持ちが収まらない。

このままで、年度は越せない。

 

 

 

 

 

 

ということで、未公開写真満載で一年を振り返ろ~う!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

♪い~つのこと~だか 思い出してご~らん
あんなこと~ こんなこと~ あったでしょう~

 

 

 

 

春。

 

 

このさくら吹雪が目に入らぬかぁぁぁ~!と、桜の花びらを散らしまくったの、楽しかったなぁ♪

 

背くらべをしたり、バンダナで体操もしましたね~。

リクエストにお応えして、「なごり雪」や「赤いスイートピー」を歌ったり、こどもの日にちなんで「こいのぼり」や「背くらべ」も歌いました。

 

 

 

夏。

 

きれいな音に触れてみたり、

ヒヤッと冷た~い楽器に触れてみたり、

はたまたアニソンクイズをしてみたり。

 

冷房で体が冷えすぎないようにと、ストレッチや指の運動など、身体もいっぱい動かしましたよね~。

足上げ、なぜかみなさんとってもお上手。

 

はみんぐ冒頭のシンバル演奏が、板についてこられたのもこの頃。

同じ楽器でも、演奏する人によって、音色が変わる。
性格でるよね~( ´艸`)って言いながら、その音色の違いを聞くのが毎回楽しいんです。

 

 

一方、コーラスサークル「こんぺいとう」では、「歌手名&代表曲、アニメタイトル&主題歌を思い出せ!クイズ」が毎回のお決まりとなりました。

 

「正解は・・・小柳ルミ子!」から始まる「瀬戸の花嫁」の大合唱!
はたまた、「忍者ハットリくん」の主題歌が思い出せず、みんなで四苦八苦(笑)

 

そして、秋の大舞台!いきフェスでの大活躍!

今でもたびたび動画を見返してしまうわたし。

何度も見ても・・・ いい♡

 

 

はみんぐでは、スティックで合奏したり、季節のものに触れたりしましたね~。

ハロウィンの仮装も楽しかった!

 

 

そして、冬。

 

クリスマスムードを盛り上げる楽器を演奏したり、身体を温めようとストレッチ。

ほら、みなさん足上げ上手でしょ? なんでなん?

 

 

そして、ドラムサークル「でこぼこ」では、一年を通して、とにかくいろんな楽器を体験!

新しい楽器を仕入れたら、すぐ「でこぼこ」の活動に持っていきました。
「なんやこれ!?」と、す~んごく興味を持ってくださるのがうれしくて♪

 

 

 

 

 

 

 

はみんぐも、サークル活動も、合間の時間にみなさん自由~に楽しんでくださいましたよ~。

 

 

わたしも触ったことがないボタンを押して、DJさながらの演奏をされたり、

 

ソロリサイタル?オンステージ?を開催されたり。

みなさん楽しみ上手♪

 

 

何気ない会話をしたり、お茶目な一面が見えたりする、ほっこりする時間でもありました。

 

 

 

 

♪一年中を~ 思い出してご~らん

あんなこと~ こんなこと~ あったでしょ~う

笑いも~涙も~ たくさんもらった~

ハッピーな一年 あ~りが~とう~♪

 

 

 

 

音楽に感謝!

音楽をさせてもらえる環境に感謝!!

一緒に楽しんでくださるみなさんに、感謝!!! です!!!

 

 

 

 

 

なんだか、さよならの挨拶みたいになってますが、4月からも変わらず、音楽活動ありますので(笑)

今月のはみんぐ「卒業」

3月。別れの季節。

ということで、「卒業」をテーマに、思い出話をしたり、卒業ソングを歌いました。

 

 

みなさんの記憶がよみがえるきっかけになったらいいなと思い、わたしいろんなグッズをタンスの奥から引っ張り出してきましたよ~。

 

 

小学校の卒業証書。

ちゃんと卒業しててよかった。

 

中学校の卒業アルバム。

25年ほど前になりますね。恥をしのんでみなさんに公開。

 

 

 

 

 

卒業式で歌った歌は?と尋ねると、世代によって違うんですよね~。

40代以上の方は、やっぱり「仰げば尊し」「蛍の光」でしょうか。
「乾杯」「贈る言葉」ってパターンもあるようで。

20代は、「3月9日」とか?

 

さらに若くなると、

もう・・・ わからない・・・。

 

 

わたしと同世代30代の方は「旅立ちの日に」ではないでしょうか?

この歌は、1991年、埼玉県にある中学校の、校長先生と音楽の先生によって作られた合唱曲です。
当時、その中学校は荒れていて、どうにかしたいと考えた結果、合唱の機会を増やすことに。当初は反発していた生徒たちも、先生たちの粘り強さに次第に心を開くようになり、歌う楽しさによって学校は明るくなったそうです。

そんな先生2人が、卒業する生徒たちに世界にひとつしかない思い出を残したい、と作詞作曲されたこの歌。その年一度きりのための歌だったのに、いい歌っていうのは自然と広まるものなんですねぇ。
SNSも盛んでない時代に。

全国へと広まって、卒業式の定番ソングとなった「旅立ちの日に」。

 

あの前奏を聞くだけで泣けてきちゃう・・・。
そして今でも、最初から最後まで完ぺきに歌えてしまう・・・。

 

 

 

卒業式の歌って、練習を含めて1~2ケ月しか歌わないですよね?
それ以前とか、以降に度々歌ったりしないですよね?
それなのに、数十年経っても覚えてるって、あらためて考えるとすごくないですか?

 

 

記念すべき日の思い出とともにある歌は、特別。

 

 

 

 

 

 

 

この日のはみんぐは、そんな「歌の力」を見せつけられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

数年前のこの時期、号泣しながら「仰げば尊し」を歌われた、Oさん。

「卒業式で歌った。覚えとる。」と話されていました。

 

 

 

 

 

でもそれから数年、いろんなことがあり、もうOさんに音楽は届かないのかなぁ・・・って思うようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Oさんがはみんぐに参加された、この日。

わたしは、もう一度Oさんの「仰げば尊し」が聞きたい。と思いながら、活動をすすめていました。

「卒業」をテーマにしばらくトークをし、回想のサポートをした後、一縷の望みを託して、わたしは「仰げば尊し」の前奏を弾き始めました。

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間がきたのは、すぐでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

と声を上げられたOさん。

 

 

 

 

 

 

なんの曲か、気づかれたようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

驚きの展開に顔を見合わせるわたしと、そこにいた職員Iさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

「これや、これや!」と、顔をクシャクシャにして喜ばれるOさん。

 

 

同時に、

 

 

頬に流れた、

 

 

涙。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Oさんは、そのまま泣きながら、

 

 

「仰げば尊し~わが師の恩~・・・」と歌われたのです。

 

 

 

 

 

 

一番を最後まで。歌詞も完ぺきに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日々の生活の中で、この曲を歌われたことはありません。

わたしの知る限りでは。

 

 

 

 

 

 

それでも蘇った。

 

Oさんの中に、この歌が残ってた。

 

思い出も、きっと一緒に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなOさんの姿に感極まったのは、わたしだけでなく、
Oさんの横で歌詞を読みあげ続けてくれた、職員Iさんもでした。

 

 

 

 

 

Iさん・・・ Oさんより泣いてますやん(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身震いがするほどの感動。

 

音楽療法をやっていると、100回に1回くらい訪れる、こういう瞬間。

 

たまらんのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの日に。

あの瞬間に。

あの人のところに。

 

一瞬でタイムスリップさせてくれる、歌。

 

 

3月は、歌の偉大さを実感する季節でもあります。

ストレッチ

交流ホーム。
・みつみ学苑の敷地内にある建物。
・普段ご利用者が活動している棟からは独立している。畳の大広間がある。
・地域のみなさまへの貸し出しも可。学年活動や敬老会にも、よく利用していただいています。

 

サークル活動は、その交流ホームの畳の大広間でおこなっています。

 

 

 

畳ってやっぱいい!

 

 

 

なぜなら!

 

 

 

・・・和む♪

 

 

 

せっかく交流ホームで活動するなら、ここでしか出来ないことをやりたいな~と思って、思いついたのがストレッチ。

 

コーラスサークルも、ドラムサークルも、毎回ストレッチが活動のスタートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

つまさき届きますか~?

 

 

 

脚広げても届きますか~?

 

 

 

今度は、脚の裏くっつけて~。

 

 

毎回やってくうちに、少しずつ柔らかくなってきたような・・・?

 

 

 

 

 

次は、頑張って両脚あげ~!

 

 

 

あげすぎ~(笑)

 

 

上げかた違~う(笑)

 

 

 

 

 

はい、腕立て伏せ風~。

 

上げるほう・・・逆です。頭あげて~(笑)

 

 

 

 

 

みなさんといると、気づいたら笑ってます。

笑顔にしてもらってます。

 

 

身体だけじゃなくて、顔の筋肉も、心も、柔らかくしてもらってます♪

なくてもいいけど、あったらいいもの

これまでのブログでもちょこちょこ紹介していますが、はみんぐやサークル活動の時には、季節の飾りものをします。

少しでも、季節を感じてもらえたらいいな~と思って。

 

 

 

 

(ただただ私がやりたいだけというウワサもありますが・・・。)

 

 

 

 

 

それを毎回、カメラマン(音楽療法委員会メンバー)が写真におさめてくれるのです。

 

あっちからこっちから。
立ったり座ったり。
角度を変えつつ。
何枚も。

 

カメラマンの背中から、「いかにセンスよく撮るか!?」という執念が感じられて、なかなかおもしろいですよ( *´艸`)

 

 

 

 

てことで、今回は、そんな飾りものたちをご紹介します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえば2月はこんな感じでした。

 

梅の花とうぐいす。

うぐいす。これ、楽器なんです。
水笛。

こどもの頃、やりませんでした?
中に水を入れてフーっと息を吹き入れると、水がブクブク~ってなって、ピーヒョロロ~って音がなるやつ。

このご時世、吹いて鳴らすことがなかなかできないので、せめて飾ってあげよう!ってことで。

梅の花を立てているのも、これまたなんと楽器なんです。
名前は、トーンタング。
中にボールを入れて転がすと、カラコロとかわいらしい音が鳴ります。

 

 

 

 

 

ちょっと時を戻して、9月。

中秋の名月にちなんで、ススキとお月見団子。

そういえば、この団子を見てみなさん、「餅」って言われたんです。

 

 

 

なぜ?

大きさのせい?

 

 

 

 

ちなみにこの団子は玉入れの紅白玉なので、このあと盛大に投げられました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

一か月まるまる同じ飾りの時もあれば、コロコロ変える時もあります。

 

 

その違いはなにかって?

 

 

 

 

私の気分次第です。はい。

 

 

 

 

 

 

 

8月なんて一か月のうちに、何パターンの飾りをしただろうか。

 

こんなんとか、

こんなんとか、

こんなんとか。

 

 

いろいろグッズがあると、どれも使いたくなってしまって♪

 

 

 

 

 

6月。

「かえるちゃ~ん」とか「みどりちゃ~ん」とか、みなさん自由に名前をつけて可愛がってくださいました。

 

 

 

 

10月。

ハロウィン。みなさんあまり馴染みがないもんで、「これなに?」って言われるんですけどね・・・。

 

11月。

まつぼっくりには、本物と偽物が混じっております。
あなたは見分けられるかな!?

 

1月。

新年の雰囲気を味わってもらうには、やっぱりしめ縄・門松ですね。

 

 

 

 

今月はどんな飾りにしよっかな~って考えるだけで楽しいし、こうやって振り返りながら写真を見るのも楽しい♪

 

 

 

 

 

 

 

 

飾りものなんて、べつになくてもいいんですけどね。

音楽の時間なんやし。

 

 

 

 

 

でも、「なくてもいいけど、あったらいいよね。」ってものが、本当に大切なものな気がしてやり続けてます。

 

 

 

 

なんとなく。ですけど。

今月のはみんぐ「タンバリン」

タンバリン。

 

小学校の音楽室にあった楽器。
誰もが一度は触ったことがある楽器。

 

なのになぜか、そんなに心躍る楽器では・・・ ない。

 

さらに、「演奏したというには過言か?たたいた程度の記憶しかないような・・・」と思われがちな楽器。

 

「そういやカラオケボックスにあったな~。やたらうまい友達はおったけど、自分はシャカシャカ鳴らしたくらいかな~」なんて感想も多め。

 

 

 

そんな切ない楽器、タンバリン。

 

 

 

 

 

 

あ。

 

タンバリン奏者の皆さま!
タンバリンをけなしてしまってごめんなさいΣ( ̄□ ̄|||)!

決して馬鹿にしているわけではないのです!本当です!

わたし、プロのタンバリンの演奏聞いて、鳥肌が立つほど感動した身ですから!

 

 

音楽そんなに詳しくないよ~って方はご存知ないと思いますが、プロのタンバリン奏者さんっていらっしゃるんです。

どうなっとん!?って速さで指は動くし、
もはやそれはタンバリンではないのでは!?みたいなサイズ感のタンバリン使ってやし!

 

間違いなく、タンバリンの概念覆ります。

めちゃくちゃかっこいいんです!

 

ぜひ一度検索してみてください♪

 

 

 

 

 

 

 

 

話は戻って・・・

そう、一般的には切なさ強めの楽器、タンバリン。

本当はかっこいいのに、日本の教育現場ではカッコよく使ってもらえない、かわいそうなタンバリン。

 

 

 

 

 

しか~し!

 

 

はみんぐでは毎回大活躍するんです~♪

 

 

 

季節の曲なんかに合わせて、私とみなさんが一打ずつ交互にタンバリンを打っていく活動をしています。

体操や歌唱活動への参加はなかなか難しくても、この活動にだけは参加する!って方もおられます。

以前は手で打っていただいていましたが、今は感染症予防のため、マレットを使用しています。

 

 

力いっぱい打たれる方もおられるので、タンバリンを持つわたしの手は、たびたびジーン・・・ としびれます。

 

 

 

 

 

いいんやけど・・・ 全然いいんやけど・・・

ほんのちょっとだけ優しさも加えていただけるとうれしい・・・

 

 

 

 

と密かに思うわたしなのですが、みなさんはそんなこと、知ったこっちゃないですよね。

 

 

 

ストレス発散~!

力の限りぃぃぃ~!!

今生の恨みぃぃぃ~!!!

 

 

ってな勢いでこられます(笑)

 

 

 

それくらい夢中になっていただけるってことで、とっても嬉しいんですけどねっ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽器は、まさに「打てば鳴る」。

 

自分が手を動かすことで、生まれるなにかがある。

 

そこに気づくことができるのは、楽器の大きな魅力だと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

ときには、職員も一緒にやってくれたりして♪

 

 

 

 

あ、ちなみに私はこんなタンバリンも持っています↓

鏡みたいになっていて、キラキラ~☆って虹色に光るんです♪

 

撮影しながら映りこんだわたし、見えます?

それくらい鏡っぽい感じの打面。

自分が映りこむのがおもしろかったり、キラキラに心躍るんでしょうね~子供たちはこれが大好きです。

 

 

 

 

 

 

 

せつなくても、

あんまり人気なくても、

タンバリン、今日も頑張ってます。

 

まつもとの巻

こんにちは!委員会メンバーの松本です。
もう2月です!!!あっという間ですね。
月日が経つのが早くてビックリします・・・。
コロナの影響もあり、静かな年明けとなりましたが、みつみ学苑の皆さんはお元気です。
誰かが歌いだすと周りにおられた方も歌いだし、手拍子しながら皆で熱唱♪なんてことも(笑)
先日、あるご利用者が「逃げた女房~♪」と歌われ、職員はみんな「????」状態・・・。
思わずすぐに検索!!!

はいっ!出てきました~!!!

一節太郎さんという方の「浪曲子守唄」という曲でした。
その曲を流すとほかにも知っておられる方が・・・。
嬉しそうに歌われていました。
はみんぐやサークル以外の時間でこうやって音楽で盛り上がっておられるのを見ると嬉しくなります。
私の知らない曲、これからどんどん教えてもらおうと思います。

「歌」は、小さいころから自然と近くにあるものなんですね。

今度、皆さんの思い出の1曲・・・一番好きな曲を聞いてみたいなぁ。
あっ!!!職員さんの思い出の1曲も気になりますね。
失恋した時に聴いていた曲とか・・・出てくるかも(笑)
と、色々と今年もはみんぐ、サークル、それ以外でも音楽を通して盛り上げていけたらと思います。
今年もよろしくお願いします。

 

セッションする。

はみんぐは、今日はこんなことやろうかな~ってプログラムを、だいたい決めていきます。

その通りにいくこともあれば、いかないことも。

突然誰かが歌い始め、そこから次々と歌われる大カラオケ大会が始まったり、ひたすら踊るまくる1時間になったこともあります。

 

 

 

 

間違いなく言えることは、「プログラム通りいかない日の方が、断然面白い。」

 

 

 

 

 

 

 

この日はまさにそうでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月某日。

 

すまいるグループさんのはみんぐ。

 

 

 

ギャザリングドラム↓を演奏してもらおうかな~って考えてました。

 

何人かで合わせるのは難しいかな~。
一人ずつやってもらおうかな~。
いやぁそれだと順番待てるかなぁ。

とかいろいろ考えた末にプログラムを決めていったのですが、

 

 

 

 

 

まぁ見事に覆されました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バチを持った瞬間、立ち上がってドラムに一直線のKさん。

 

 

 

 

激しく!

高ぶった感情をぶつけるように!!

 

 

 

ドラムを連打ぁぁぁ---!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おお・・・

 

 

 

 

 

 

圧倒されるわたし。

 

 

 

 

 

 

 

面白そう!Kさんとセッションしたい!

 

慌てて即興でピアノを弾く。

 

 

 

 

 

 

 

突如、そこに加わるOさん。

 

一心不乱に連打しながらも、ときどきOさんの手元をチラっと見るKさん。

Kさんの様子をうかがうように、優しく、ゆっくり、一定のテンポで叩くOさん。

 

 

 

 

 

 

 

ドラムを通して会話しているように見える。

 

 

 

 

 

 

突然、手を止めて静かに席に戻るKさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え、なんで?

 

めっちゃテンション上がってましたやん!

 

 

 

 

 

 

でも、

 

 

 

 

「もう・・・おわり!」

 

 

 

 

 

らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

これもまた面白い。

 

 

 

 

 

 

 

すると今度は、叩き続けるOさんに、Nさんが加わって、合いの手を入れるように数打。

 

叩いてては手をとめ、Oさんの顔をのぞき込まれる。

 

 

「ぼくの演奏どう?」と尋ねているかのよう。

 

 

 

 

 

 

Kさん&Oさんの荒波のようなセッションとはまた違った、空気をふわりと軽くさせるような優しいセッション。

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと気づく。

Oさんからのわたしへの視線。

 

わたしから目を逸らすことなく、ドラムをたたき続けるOさん。

 

 

 

ピアノの速度や音の強弱を、即座に聞き取って合わせられている。

 

 

 

 

スゴイ。

 

 

 

 

 

その様子を見る観客席に目をやると・・・ ( *´艸`)

 

 

 

 

 

 

 

ドラムを通してのコミュニケーション。

そこに楽器が、音楽があったからこそ生まれた関わり。

 

 

 

 

 

 

 

即興セッション、最高に面白い。

 

 

 

 

 

 

 

参加していた職員からも「自分たちで場を作るようで自由な感じが面白くてよかった」「いい時間だった」との感想が聞けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽療法は、その時間のことを「セッション」と呼びます。

そのとき生まれた感情を、そのまま、音楽にのせる。

それがまさにセッション。

 

 

 

 

 

決められたことをやるのに慣れてしまったり、そこに安心を覚えがちなわたしに、

 

いやいやそんなん面白ないやん?
もっと自由に、思いのままに表現する方が楽しいやん?

 

って言われているような気がしました。

 

 

 

 

 

やっぱすごいな、みなさんは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ、照れるからそんなに褒めないでよ。

2021下半期スマイル特集!

いけない!

 

忘れるところだった!!

 

2021年下半期スマイル特集をやっていないじゃないかぁ~!!!

 

 

 

 

 

 

上半期スマイル特集が2021年7月末までの笑顔を集めたものだったので、今回は2021年8月~12月末までの音楽療法の時間にあふれた笑顔を大公開です!

今回も、音楽療法委員会のメンバーが山ほど撮ってくれた写真の中から厳選したスマイルの数々!!

とくとご覧あれ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、真ん中の写真の左は職員です。率先してアフロかぶってくれました(笑)

 

一番左、Oさん。イケメン風スマイル。

 

このお二人の笑顔・・・絶対マイナスイオン出てます。

 

 

 

仮装グッズは、笑顔を生み出す魔法のアイテム。

 

右の写真のKさん、この日はカメラに映りたい日だったようで、ひたすらこんな感じでした(笑)

 

 

楽器も、仮装グッズと同じくらいの効力を発揮する、魔法のアイテム。

 

 

みんなの前に出ると笑顔になられるTさん。

理由はまだ解明されておりません。

 

Iさんに「変顔して~」ってカメラを向けると、この顔に。

変顔っていうか・・・かわいいだけやんっ❤

 

この笑顔に負けない笑顔できる自信ある人-!?

わたしは無理だぁ~。

 

仲良しなお二人。

いつも二人でキャッキャとはしゃいでおられます♪

 

 

あ~この笑顔好き。シンプルに好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上半期の時もそうでしたが、こうやって写真を見ていると、

・・・やっぱりニヤけちゃう(〃▽〃)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑顔がすべてじゃないってことは重々承知です。

でもご利用者の笑顔が、わたしたちを元気にしてくれるってのも事実で。

 

 

どうしても嬉しくなっちゃうんですよねぇ♪

 

 

 

 

 

実は、音楽療法委員会のメンバーは、写真だけでなく動画もたくさん撮ってくれているんです。

いつかそれらも公開できたらいいな~。

見ていただきたいステキな瞬間や笑顔が、まだまだたくさんあるんです!!

 

 

 

乞うご期待!!!

彩りある今日を

10月から数か月に渡って、職員を対象に、音楽療法研修を開催しています。

 

 

 

みつみ学苑で音楽療法を始めて、約10年。

一緒に「はみんぐ」という時間を作っていく職員さんたちに、音楽療法について説明したことってなかったような・・・?

 

 

 

これはいかん!

 

と思い立ち、研修を計画しました。

 

 

 

 

 

研修は約1時間。数人ずつこじんまりした雰囲気でやってます。

 

スライドを使って、
・音楽療法とは
・音楽療法の目的や効果
・どんな時間にしたいか
などをわたしからお話した後、普段の音楽療法活動のなかで感じていることや疑問などを、みんなでフリートーク。

 

 

 

毎日顔を合わせていても、ゆっくり話しをする時間ってのはなかなかないもので、
私にとっては、とても貴重な時間でした。

 

 

 

 

フリートークでは、

「はみんぐ後の昼食はスムーズ」
「今日ね、〇〇さんが沈んだ表情されとったんやけど、今日コーラスサークルで何歌ってきたですか?って話しかけたら、急に笑顔になって歌い始めちゃってん!」
「自分が楽しまな利用者さんも楽しめへんと思って参加してる」
「〇〇さんにとって歌うことは、自分を表現できる唯一の場やと思う」

 

なんて声が。

 

 

 

 

おお・・・

 

 

 

 

こんなに嬉しいお言葉をいただけるなんて・・・。

 

 

 

 

 

 

 

「はみんぐの時間にやっとること、日中活動に取り入れてもいい?」
(もちろんです!どんどんやってください!)

「ラジオ体操が難しいみたいなんやけど、簡単で楽しくできる体操ないかな?」
(任せてください!体操考えます!)

なんて相談もあって、こういう意見もとても嬉しくて。

 

 

 

音楽療法の時間にしかできないことって、もちろんあります。

(でないと私の存在意義がなくなる(笑))

 

でも、日常に溶け込んだ音楽には違った重要性があって。

音楽療法の時間と日常の時間がつながって、輪になって。

 

そうして初めて、大きな意味を成すように感じています。

 

 

 

 

 

 

 

研修では、もちろんいい意見ばかりではなく、「参加の仕方がよくわからない・・・」といった声もあり、それこそ貴重な声。

わたしが当たり前だと思っていることも、相手にとってはそうじゃなくて、立場が違えば、捉え方も見え方も違う。

それってやっぱり話をしてみないとわからないんだな、と。

 

一緒に何かを創りあげるためには、感じていることや疑問を言葉にして共有することが大事なんだなぁと、あらためて感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽療法は、人が「より良く生きるために」存在しているということ。
音楽療法の主役は、「音楽」ではなく「人」だということ。
音楽療法の時間は、そこに参加するすべての人で創り上げる時間だということ。

 

そんな、音楽療法の核となる話もさせていただき、みんなでたくさん思いを共有したこれからの活動が楽しみだっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご利用者には、

笑顔でいてほしい。

 

 

元気でいてほしい。

 

 

その人らしくイキイキと。

 

 

 

 

 

そんな思いは、現場の職員や音楽療法士、その他職種の職員、みんな同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんのわずかでいい。

 

ご利用者の人生に彩りを加えられるような時間を、これからも提供していきたいと思っています。

 

今年も楽しみまくるぞ~♪

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